今年もピティナの季節がやってまいりました。今週末は今年第1回目の審査。2日にわたり、約200名の演奏を聴いてまいります。カンタービレピアノ教室でも、明日、主にコンクールに出る生徒たちで内輪でのミニコンサートを開きます。明日はたっぷり緊張して、本番ではリラックスしてね。
さて、更新を怠けてしまってすみません。更新の仕方を忘れてしまったかも・・・という不安に駆られながら今日、意を決して遂にサイトを開けてみました。
ちなみに前回は発表会以前だったので、発表会のところに遡らなければなりませんね。
時は3月末・・・
「こんなに待ち遠しく感じた発表会は初めてです。」
「普段落ち着きのない娘が集中して他の子達の演奏もじっと座って聴き入っていた。」
「家に帰ってからも、発表会のビデオを繰り返し、何回も見たがるのです。」
生徒や生徒の母親からのとても嬉しいお言葉でした。
3月の発表会、もうはるか昔の出来事のようですがお陰様で無事終えることができたことをご報告いたします。生徒一人一人、本当によく頑張り、素晴らしい演奏をしてくれました。教育者として、この様な会を開くとき、必ず生徒の成長の糧となるように色々と企てるのですが、実は今回の私のねらい、『生徒も親も、お客様も楽しんでもらう』、という事だったのです。自分の子供が終わると見る側が退屈な思いをしてしまう発表会を私は沢山見てまいりました。子供たちがひっきりなしに立ち歩いて落ち着きがない感じになってしまいます。どうしても発表会は長丁場だし、単調になってしまいがちです。しかし、発表会とはいえ、コンサートですので何としてでも聴く人に楽しんで貰いたいし、個人的には、「退屈」と言われるのが結構嫌いなのです。
そこで、今年は司会者を立ててコンサートの進行を引き締めてもらったり、プログラムにも工夫して変化を持たせました。そろそろみんな疲れてきた後半には、長いティータイムの休憩の後、大型スクリーンに映像を映し出し、朗読付きで、サンサーンス作曲「動物の謝肉祭」の連弾の演奏を行ったり、初めての事に沢山チャレンジしました。曲に合わせて変装してくれたペアにはブラーボーを送りたいです。幼児さんの親子連弾をして下さった皆様も、お疲れ様でした。可愛らしい幼児さんの初めてのステージに親子で立ったことはきっと双方にとって忘れられない良い思い出になった事と思います。
また、途中のティータイム休憩では、みんなの口から自然に他の人の演奏を褒めている光景が見られ、本当にうれしい気持ちでいっぱいでした。皆様からの褒め言葉やコメントはこれからの大きな励みになることと思います。
それにしても、私は本当に良い生徒と、素晴らしい親御さんに恵まれて幸せです。当日も私の無理なお願いに皆さん想像以上にお手伝いして動き回って下さり、本当に感謝しきりです。これからもみんなで励ましあい、刺激を受けあいながら、成長していきたいと思います。
また、多くのお客様にお越しいただき、沢山の素晴らしいコメントをお寄せいただき、本当に幸せなひと時でした。こんなに楽しい事、毎月でも行いたい気分です。