キルバーン先生の公開レッスン報告

5月27日、キルバーン先生による公開レッスンが行われました。

Kilburn 公開レッスン1
ショパンのバラード1番を演奏する高校1年生

報告が遅くなり、すみません。気がついたら真夏の猛暑。もうこの暑さで頭がバグっていますが、アップデートをしなければとずっと気にはしていました。公開レッスンは、朝の10時から夕方の5時までに及び、計11名の生徒、下は小学生低学年から上は大人の生徒まで演奏しました。レッスンは全て英語で行われましたが、わかりやすい聞き取りやすい英語で、皆さんのリスニングスキルも刺激されたようです。通訳には私、宮崎が通訳にあたりました。

聴講には沢山の生徒や生徒の親、外部の方まで訪れ、キルバーン先生の魅力あふれるレッスンに夢中になって賑やかな笑い溢れる時間を過ごしました。

ジェスチャーが大きい!(笑)通訳で左に立っているのは私です

緊張でガチガチになってしまっている生徒に対し、”Enjoy!” 「楽しい曲だから、be happier」と何度も言っていたのが印象的でした。私たちはピアノを弾きながら沢山の事に注意を傾けていると、ついつい楽しむことを忘れてしまうのですが、気持ちの持ちようを少し変えるだけで、体の動かし方も軽やかになり、うつむいていた頭も上を向いて、それに伴って音楽も楽しげになる。本当にとても大切なことだと思います。

ドビュッシー、ピアノのためにを演奏する中学2年生にデモンストレートするキルバーン先生

キルバーン先生にポジティブなアドバイスを沢山いただき、会場は見学の方も含めとても明るい雰囲気になっていったことは言うまでもありません。最後には質疑応答もあり、良い演奏のためには「演奏の練習」が必要だと強調されていたのも印象的です。家族でも友達でも、誰でも良いから何度でも本番の曲を人前で試すことの大切さ、また、本番のイメージトレーニング。先生も演奏の前には面倒くさがられようが、奥さんの前で曲を試し弾きするのだとか。

生徒たちも本当に勉強になったようで、皆さんから「すごく良かった、またやって欲しい」と感想を沢山いただきました。



長丁場だったのですが、残っていた生徒たちで最後に記念写真
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