発表会、無事終了しました。
ソロもアンサンブルもこれまでで最高の出来だったと、沢山の方からお褒めの言葉をいただき、本当に有難うございました。みんなとてもよく頑張ってくれました!
終わった後は燃え尽きてしまったので、こちらのホームページへの報告がすっかり遅くなってしまい、申し訳ございません。
動物の謝肉祭では元うぐいす嬢の生徒のお母様がナレーションを務めてくださって、美しい声で、とても迫力のある朗読を披露してくれました。ピアノの生徒でヴァイオリンもやっている子に弦楽アンサンブルに参加してもらったり、卒業生にも参加してもらって限られたリハーサル時間で難しい連弾に挑戦していただいたり、色々なリソースをフル活用しました。
でも、何よりも生徒たちのやる気パワーと本番に向けてのラストスパートにはびっくりしました。ソロも動物の謝肉祭も素晴らしかったです。
これまで毎年のように続けてきたアンサンブル企画のおかげで、生徒同士も親同士も仲良くなり、お互いの成長を喜べるような教室になってきていることには本当に心が熱くなりました。確かに一生懸命に取り組んでいる以上、ライバル意識なども芽生えてくるし、色々な感情があるはずですが、同じ音楽をやる者同士なのですから刺激をパワーにして仲間としてお互いを高めて行って欲しいと願っており、だんだんとそれが形となってきたように今回感じました。久しぶりに会う仲間に会えて、楽屋や舞台裏は笑い声でそれはそれは賑やかでした。静かにさせるのに一苦労でした。ピアノは普段一人で弾くことが多いだけに、人との関わりがたまらなく楽しいのだという私の思いが受け入れられてきているようで、嬉しかったです。
余談ですが、「吊り橋効果」という言葉を知っていますか?吊り橋の上のような不安や恐怖を強く感じる場所で出会った人に対し、恋愛感情を抱きやすくなる現象のことなのですが、不安なステージ上を乗り越えた仲間同士の連帯感みたいなものって、絶対にあると思います。
丁寧に写真やビデオ撮影をしてくださったセイシェルさん、どうもありがとうございました。