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オンラインレッスン始動2

オンラインレッスンを検討し始めた頃、オンラインを希望する人だけオンラインでやって、教室に来たい人はこれば良いと、ゆるい感じで考えていました。生徒にオンラインか対面か選択してもらうような形で。でも、日に日にコロナウイルスの感染状況は深刻さを増し、国のトップ、自治体のトップが今までにない深刻さで家から出ないようにと皆んなに呼びかけているのを見て、生徒全員とセットアップを完了させた時点で世の中の状況が変化した事を確実に感じました。どうやら、ピアノレッスンをのんびりとやっている場合ではないぞ、みんなも家に居なきゃいけないわ、これは。

話をオンラインレッスンに戻します。今、世界中で最も音楽レッスンでは広く使われているという、ZOOMというアプリを試してみました。会議用のアプリで、同時に1000人もの人が参加できるらしいです。全然ピアノレッスンには必要ない機能だけど、一瞬想像力が掻き立てられる数字です。多機能で、他にも出来ることは多いです。中でも画面共有という機能は、非常に気にいっていて、要するに、沢山の画面を相手に見せてあげられるのです。ビデオ通話の画面と一緒に、手元を鍵盤の真上から映したり、譜面台に置いたiPadの楽譜も映し出せるのです。しかも、慣れたらササっと画面を変えられるので、なんだかカッコいいのです。 

ただ一つ、致命的な欠陥があります。

もう、ほんとうに音が悪すぎ!!

これでは、いくら機能が良くても使えない・・・。

どの位悪いかと言うと、調子の良い時は5秒間くらい聞こえてから波が引くようにデミニュエンドし、音が消えたあと、また音がやってきて、ふらふらします。これが、調子の良い時です。調子が悪い時は、プツプツ切れたり、私の甥っ子の家にあるカワイのおもちゃのグランドピアノみたいなピンピンしたスタッカートな音。最悪なのは、音が途切れる前に少しゆっくりになって、その後急に堰を切ったように一瞬速くなる。もう、とても生徒の演奏を聴いて判断できるようなレベルではなく、現在の通信技術では無理なのかなー、と思いました。

因みに、我が家のWiFi速度は上りも下りも130-280Mbpsあり、そこそこ悪くないはず。ルーターも先週新しいものに買い替えました。

でも、楽譜が映し出せるZOOMを使いたい。

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オンラインレッスン始動1

学校も休校が長引きそうな気配で、先の見えない毎日です。4月の上旬よりオンラインレッスンの導入をするべく、生徒みんなと20分ずつのセットアップセッションをしたり、ネットでリサーチをしたり、ピアノの先生をやっている従兄弟や友達、実の妹を巻き込んだりして、様々なオンラインサービスをいろいろな条件下で試してみました。オンラインレッスンでは日本の約2週間先を行っているアメリカの友人にも色々と興味深い話を聞かせていただきました。外に行かない時間が長引く中、このように机に向かってインターネットで色々調べる作業が自分は結構好きなんだということも分かってきました。20年以上前、まだインターネットがやっと日本に少しずつ入ってきて、これからはインターネットの時代だ、やれニフティーサーブとか、AOLとか言っていた時代に、WEBデザインのHP制作会社・スクールでバイトしていた事があり、なんだか懐かしくなりました。

そうこうしてリサーチしているうちに、実にいろいろなことが分かってきました。

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コンペ直前おさらい会

そろそろピティナの予選などの本番が近い生徒が何人かいるので、試演会を企画しました。

日時:  6月16日(土) 17:15~
場所: 生駒市南コミュニティーセンター 小ホール

目的は人前で弾く事。普段とは違う条件下でも気持ちを込めて演奏をして欲しいと思います。人前での演奏は、レッスンで何度かけても教えられない、なにか魔法の力を持っています

ピアノの演奏、なんだかワインの熟成と似ているような気がします。フレッシュな演奏がどのように変化するか、ワクワクします。

試演会をご聴講される方はご連絡ください。

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ショパンコンクール in Asia 2017

昔、オランダ、アムステルダム近郊で夏行われている講習会、ホーランドミュージックセッション(Holland Music Session) で、まだお元気だったエキエル先生に教えていただいた事があります。エキエル先生はショパンのナショナルエディションを手がけた先生で、ショパンの権威でもあり、当時のショパンコンクールの審査員長でした。とても紳士な方で、銀髪をきっちりと分けて真夏にもかかわらず毎日スーツで学校にいらっしゃっていました。とても姿勢がきれいで、私の事を気に入ってくださりワルシャワ音楽院に勉強に来るように誘われたのですが、遠いからだとか、言葉が分からないからだとか、食事がまずそうだからとか、訳のわからない言い訳をしてお断りした記憶があります。そういうチャンスはもちろん二度と訪れることはなく、先生はもうお亡くなりになり、若い頃は色々勿体無い事をしたなあと今になって残念に思います。その時フィリッペという少年がいて、ショパンコンクールに出場するつもりで先生にレッスンをつけてもらいに来ていたのですが、コンサートで聴いた彼のバッハのパルティータ1番の美しさに心が震えたのを覚えています。「そう、これよコレ!私が弾きたいのは、こんな感じなのよ!」と思った記憶があります。日本に帰ってから暫くしてその彼がショパンコンクールで2位を取ったと聞き、なるほどと納得したものです。彼のバルカローレも美しかったけど、バッハは私とはとても違うレベルの行きたくても行けない場所に立っている気がしました。

さて、日本で毎年行われるショパンコンクールin Asia、審査員メンバーが錚々たる顔ぶれ。なんと、今年はあの時のフィリッペ・ジョジアーノが審査で来ているというではありませんか!なんだか懐かしい気持ちでいっぱいになりました。また彼の演奏が聴いてみたいものです。

カンタービレピアノ教室からは、2人の小学生が先週の全国大会に出場。年末もお正月も練習に明け暮れていたみたいです。本当に、偉いとしか言いようがありません。私なんて、おせち食べてお酒飲んで遊んでる間に、勤勉に自分たちで考えて練習しているのですもの。ところで、大勢の中でピアノをたった一人で、全くアウェイな場所で、知らない人たちの前で弾くなんて、殆どの人にとっては恐怖以外のなにものでもありません。その人たちの前に自らすすみ出て、ありったけの心を込めて弾く、集中して弾く、もうそれだけで賞賛に値します。あらゆる雑念をシャットアウトし、ピタッと心のスイッチをオンにして演奏する快感を、この子たちもだんだんと知るようになってきているように思います。よく、子供達から演奏時のことをあまり覚えていないなどと聞くけど、右脳が解放されたリラックス状態のなかで集中している、普段とは違う状態になっているのでしょう。この子たちもそんな感じを味わったのでしょうか。それにしても、たった1ヶ月で本選曲を練習し、思いっきり出し切って、清々しい表情でもどってきた2人を誇りに思います。1人は奨励賞をいただき、今週アジア大会に行って来ます。

コンクールで弾く際、ついつい正解を求めてしまいますが、演奏に正解、不正解はないと思います。考えうるあらゆる対策を立て、持っている知識を総動員して練習したのちは無の境地で持っているものを出すだけです。フィリッペの演奏が私の中にずっと残っているように、ずっと誰かの記憶に残るような演奏ができるようになりたいですね。

 

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よくある質問

Q:  何歳から、ピアノを始められますか?

ピアノという楽器には、バイオリンなどの弦楽器のように子供用の小さいサイズのものが存在しません。 音感教育を早期から始めることも重要ですが、ピアノから美しい音色を出すためには、鍵盤を押すための手の筋力が必要です。 体格差もありますが、最も早くて3歳後半くらいからスタートするのが良いでしょう。4歳から6歳から始めるのが一般的なのは、 身体的にも成長してくる上に、集中力や理解力もついてくるからでしょう。この時期の生徒さんは、3歳児が半年かけてする事を 1カ月で出来てしまいます。ただし、耳の成長は、胎児の頃から既に始まっているらしく、2-3歳頃ですと簡単に絶対音感がつきます。 ちなみに、外国語の発音も6歳くらいまでの子供ですと、簡単に習得できるようです。

Q: では、ピアノを始める前に何か出来ることはありますか?

日常の中で、沢山の良質な音楽を聴かせてあげて下さい。私自身はクラシックが好きなので、子供が小さい頃はきれいな古典派や バロックの音楽をよく流していました。ジプシーキングやビートルズも親子で楽しんで聴いていました。ポップスのノリノリのリズムは、子供にとっても 楽しいみたいで、とても食い付きが良いです。また、NHKの子供番組もとても楽しく親子で体を動かしながら見ていました。リトミック教室なども良いですが、週に 1回程度しかクラスが無いことを考えると、日ごろからテレビを見て、子供と歌ったり踊ったりするのは、とても音感教育という面からも良いと思います。

Q: ピアノがありませんが、ピアノを習えますか?

よくいただく質問です。結論から申しますと、ピアノは必要です。こちらはピアノ教室なので、生徒さんにはご自宅で毎日ピアノで練習できるような環境を整えてあげて欲しいと思います。全くの初心者の場合は、最初のうちはピアノを少ししか弾かないので、レッスン開始1~2カ月のうちに、じっくりと楽器を探せば良いと思います。もし、楽器探しで分からないことなどありましたら、いつでもご相談ください。

Q: 電子ピアノやキーボードでも良いですか?

最近は技術も進歩し、電子ピアノも一昔前に比べるといくらか良くなってきました。しかし、私に言わせますと全然違う楽器です。もし今から新たにご購入をご検討されているのであれば、そして、住環境が許すのであれば本物のピアノをご用意していただきたいと思っております。最初から買うのをためらわれる場合は、レンタルピアノという選択肢もあります。

さて、電子ピアノと本物のピアノがどのくらい違うのかと言いますと、実にお習字の毛筆と「筆ペン」くらいに違います。お習字の教室に行って、「筆ペンでも良いですか?」とは聞きませんよね。電子ピアノはピアノに似せていますが、鍵盤はバネで動く構造、音はグランドピアノからサンプリングした電子音。あくまでも模造品です。タッチも音色も全く違いますので、繊細な表現も、ダイナミックな表現もできませんし、それは弾き方にもやがて影響してきます。特に、子供は耳が良いので、違いも顕著です。コンクールの審査をしていますと、1小節聴いただけで、「ああ、この子は電子ピアノで練習しているな・・・」と分かります。腐っても鯛、と言いますが、どんな中古のオンボロピアノでも構いません。初心者の場合は素晴らしいピアノでなくても良いのです。ハンマーの衝撃で弦が震え、倍音の豊かな響きを空気が耳に伝えてくれるピアノをご用意できたら、生徒にとってこんなに幸せなことはありません。

私はピアノを20年間教えていますが、電子ピアノの生徒はレッスンで注意されたことが家で出来ずに、だんだん練習しなくなります。全く練習しないのに、何故かレッスンには真面目に、楽しそうに来る生徒もいました。今考えると、ピアノがとても好きなのに電子ピアノでは思ったように弾けなくて、練習する気が失せてしまっていたのでしょうね。最後には辞めてしまった子供もいます。長年手塩をかけて育てた生徒なのに、とても不幸なことです。

現在の日本の住宅事情から、やむを得ず電子ピアノしか置けない、という生徒さんがいることも事実です。熱心にレッスンを受けに来てくれて、全く頭が下がります。しかし、もし可能であれば貸しスタジオに行くなどして本物のピアノに触れる機会をレッスン以外で作ってあげて下さい。

その他、楽器に関するご質問、ご相談などありましたら、お気軽にお問い合わせください。

Q: ソルフェージュや楽典なども教えていますか?

初めてピアノを習う生徒さんや、初級・入門レベルの生徒さんにはソルフェージュ・聴音・楽典・その他、手を強くするためのエクササイズなどをレッスン内で行っています。これらは、ピアノ学習を継続する上で、非常に大切だと考えておりますので、レッスンの中で丁寧に指導していきます。曲が進んで来るにつれ曲にかかる時間が増えますので、ソルフェージュ・楽典の占める時間が次第に減らしたり、弱点部分のみを集中的に行ったりしています。

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カンタービレピアノ教室のピアノたち

 

 

NY STEINWAY

2016年に移転したこちらのスタジオは、広々とした部屋にグランドピアノが2台、ソファ、机、本棚、ステレオが設置されており、ここで様々なドラマが繰り広げられます。レッスンで使用するピアノは、パワーのあるヤマハのC5のグランドピアノと、日本では珍しいニューヨーク製スタインウェイのグランドピアノ。 世界最高レベルの素晴らしい表現力をもったピアノです。

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第2回発表会のお知らせ

カンタービレピアノ教室、第2回発表会

連弾とお話「動物の謝肉祭」

日時:  2015年3月28日(土) 1:30開演 (1:15開場)
場所:  生駒市 南コミュニティーセンター せせらぎホール

第2回発表会を開催いたします。教室をこの生駒の地で開いて早2年半、みなさまのお陰でで生徒の数も増え、急がしいながらも充実した毎日を過ごしています。若い教室ですので、ピアノを始めたばかりの沢山の幼児さんたちが今回初めてステージに上がります。そんな可愛らしい子供たちのわくわくドキドキの演奏、とても楽しみにしています。また、コンクールやステップを経て去年から目を見張るような上達をしたをした2年目生徒たちの成長ぶりも見どころとなっております。

高学年から中学生の生徒さんたち、大人の方たちは、忙しい毎日を過ごしながらもピアノを続けたいという強い意志をもって通っておられます。ハイレベルな演奏をどうぞお楽しみください。

もう一つの見どころは、後半プログラム、サンサーンスの組曲『動物の謝肉祭』の1台4手連弾です。オリジナルは室内楽曲ですが、物語とピアノ連弾用にアレンジしたものを、順番に交代で演奏します。ナレーションは、結婚式の司会などもされていた平田薫さんにお願いし、子供から大人まで楽しめるショーになっています。絵本風の映像とともにお楽しみください。

どなたでもお気軽にお越しくださいませ。

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褒める。育つ。私も同じ。

2013/10/25
あすか野の緑道の木々も少しずつ色づいてきて、秋が深まってきたのを感じさせてくれます。

今月は熱意あふれる生徒が一気に4人も増え、おかげさまで教室はますます活気づいてきました。ここのところ、一人一人の教材を買いに楽器店に行ったり、準備などでレッスン時間以外にも連日バタバタしていました。

生徒の数も増えてきたので、この間から発表会の会場を探し始めました。ピアノを弾いている限り、人前で演奏をするのはとても大切な勉強の一つです。発表会と来年のコンクールまでの間に演奏機会を設けるため、今月は二人の生徒にピティナのステップに出てもらう事にしました。本番に向けての集中した練習で、二人とも短期間でとても大きく成長したのは言うまでもありません。

ところでこの間、ある生徒のお母様から、「先生のレッスンは聞いているだけで楽しいです。」との嬉しいコメントを頂きました。長いレッスンに、毎回付き添われて下さるお母様方、さぞ待ち時間中退屈されているのかと思っていましたので、狐につつまれたような気分です。。
同じ週には、別の幼児さんの30分レッスンが少し長引いてしまったので、「はい、今日はここまでで、おしまいね。」と言うと「え?もう終わり?もっとやりたいよ・・・」と言って名残惜しそうにしているのです。お母様もやはり「先生のレッスンはすごく面白い」と言って下さって本当に嬉しかったです。私にはもったいないお言葉で、本当に良い生徒とご父兄に恵まれている事を感謝するばかりです

私も一人の人間。褒められると嬉しいですし、俄然ファイトも湧いてきます。
しかし同時に、この様なやる気の芽をどんどん伸ばして行かなければという責任に、気の引き締まる思いです。

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考える。褒める。

2013/9/10
ようやく少しずつ涼しくなり、過ごしやすくなってきました。
外はまだ蝉の声も聞こえますが、真っ赤な赤とんぼもお目見えし、夜は虫の鳴き声が秋の訪れを感じさせてくれます。

去年、たった1名でスタートしたこの教室も、大した宣伝をした訳でもないのに、1年経ち8名にまで増えました。下は3歳から、 上は音大を卒業された大人の方まで、レベルや目標も様々です。短い準備期間でピティナのコンペの地区本選奨励賞を受賞してくれた生徒の頑張りも称えてあげたいと思います。多様な生徒のニーズに応えられるように、教えるスタイルも 柔軟に変化します。幼児を教える姿を大人の生徒さんが見たらビックリするかも知れませんね・・・。 アメリカ的だと言われるかもしれませんが、年齢に係わらず気を付けている事は、良いところはオーバーに良いと口に出して言う事です。そして、悪いところは どうしたら良くなるか一緒に考え、生徒から答えを導き出す事。生徒に意見を述べてもらうのは、日本人の生徒にはなかなかハードルが高いようで、受身のレッスンに慣れている生徒は突然質問されて戸惑う事があります。 でも、いずれは生徒が自分で考えて、練習できるようなって欲しいので、大切なプロセスだと考えています。